ポチ袋に入れる金額っていくらぐらいが相場なんでしょうか?
お年玉だとちょっとしたお小遣いを入れるのに使うポチ袋と、
それとは別にご祝儀袋というのもありますよね。
この二つはどんな違いがあるものなのかも、
あまりよくわかりませんよね。
そこで今回は意外と知られていない、ポチ袋に入れるお金の相場と、
ご祝儀袋との違いなどを解説していきます。
そもそもポチ袋はどんな時に使うの?
ポチ袋はズバリ、お年玉を入れて渡すのに使うものですね。
ただし本来はお年玉だけでなく、
旅館などで従業員にちょっとしたお金を渡す、
いわゆるチップを入れるためにも使われていました。
今ではあまりチップを渡すという文化がないのですが、
かつてはポチ袋は、ちょっとしたお金を入れるのに使われていたんですね。
また、ポチ袋は借りたお金を返す時にも、
感謝の気持ちを込めて、ポチ袋に入れて返す、
という場合もあるんですよ!
確かに普通に返されるより、ポチ袋に入れられた方が、
何だかちょっと嬉しいような気がしますよね。
ただ現在では主にお正月に集まった親戚の子に渡す、
お年玉入れとして使われているので、年末年始しか、
コンビニやスーパーで売られているのを見かけなくなりました。
ちなみにポチ袋に入れる金額の相場は、
お年玉を渡すお子さんの年齢によって変わってきます。
例えば未就学児なのでしたら数百円~1,000円ほど。
小学生なら2,000~3,000円、中学生なら5,000円、
高校生なら5,000円~1万円くらいなど、
年齢や学年によって相場の目安が変わってきます。
確か私が子供の頃も、お年玉はやっぱり年齢によって、
少しずつ高くなっていったような気がするんですよね。
ポチ袋とご祝儀袋の違いは?
ポチ袋とご祝儀袋の違いはズバリ、水引きや『のし』がついており、
また中にお金を入れる中袋と呼ばれる封筒があるかどうか。
確かにご祝儀袋って、水引きの飾りや『のし』がついており、
しかも豪華なデザインのものがとても多いですよね。
またポチ袋に比べてご祝儀袋はサイズが大きいんです。
ポチ袋はお札を折りたたんで入れるのですが、
ご祝儀袋の場合はお札はそのまま入れるのが一般的なんですよ。
そして使う場面も異なります。
ポチ袋は先ほども説明したように、お年玉入れとして主に使われますが、
ご祝儀袋は結婚式や入学、卒業、出産など、何かしらのお祝いの際に、
お金を包んで入れて贈るものなんですよ。
ちなみに、ご祝儀袋とは反対に、お葬式などの時に使うのは、
不祝儀袋やもしくはお香典袋などと呼ばれます。
不祝儀袋は水引きの色が黒白であったりするので、
くれぐれも間違えてしまうことのないようにしましょう。
ポチ袋とご祝儀袋って似ているようで実は全然違うものだったんですね。
ということでぜひポチ袋にはお年玉を入れて、
ご祝儀袋にはお祝いのお金を包むようにしましょう。
まとめ
ポチ袋とはお年玉を入れる小さな袋のことで、
ご祝儀袋は何かのお祝いのお金を包む袋。
ポチ袋に入れる金額、つまりお年玉の相場は、
お子さんの年齢や学年によって変わってきます。
また、ポチ袋やご祝儀袋とは別に、お葬式などで使う、
不祝儀袋というものもあるので、使う場面を間違えないようにしましょう。
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