梅シロップにはカビが生えることがありますが、
カビなのかどうかはどう見分けると良いんでしょう?
色で見分けるといいのか、イマイチよく分かりませんよね…。
今回はそんな、梅シロップにはえたカビの見分け方や、
カビが生えたらもう飲めないのかどうかを紹介します。
梅シロップにカビははえるの?カビかどうか見分ける方法
梅シロップにカビが生えたかどうかを見分けるのはズバリ色!
もし梅シロップの梅に白っぽいカビのようなものが生えていたら、
それは白カビなので、取り除いてから、
シロップを加熱して殺菌すれば大丈夫です。
また、梅シロップには白カビの他にも、
青カビや赤カビが生えてしまうことがあるんですよ!
つまり、梅シロップに白や青、
赤色のものが生えてしまっているのでしたら、
それはカビが生えたということなんですよね。
冒頭でも説明したように、色でカビが生えたかどうか、
見分けることが出来るのです。
特に白カビはシロップにしっかり浸っていない梅の実に出来やすいので、
梅がきちんと浸かってるようにしておきましょう。
そうすればカビが生えにくくなるので、
とっても安心して梅シロップが作れますよ。
また、なるべく梅シロップは冷暗所で仕込むことと、
梅シロップを入れる容器をしっかり消毒しておくこと、
梅の実を洗った後よく水分を拭き取ることで、
よりカビが生えにくくなるので覚えておいてくださいね!
梅シロップにカビがはえたらどうする?捨てなくちゃダメ?
先ほども少し説明しましたが、白カビが生えている場合は、
カビの部分を取り除き、シロップを鍋に入れて、
70度で5分~10分加熱してから冷やせば、
捨てなくても大丈夫なんですよ!
特に、匂いを嗅いでみて、
フルーティーな香りがしているのでしたら、
梅シロップは捨てなくてもOKです。
ただし青カビや赤カビが生えてしまっている場合は、
もうその時点でアウトなので、
ちょっともったいないですが、全部処分するようにしましょう。
なぜ白カビだけは取り除いて加熱消毒すればいいかというと、
白カビの場合は、梅が発酵したことによって発生した、
天然酵母だからなんですよね。
つまり有害なカビとは違うものなのです。
でも、そのままではやっぱり飲むことは出来ないので、
取り除いてシロップを殺菌する必要があるんですよね。
もし白カビが生えた場合、梅を漬けて10日間経っていないのでしたら、
梅シロップを加熱して殺菌してしっかり冷やした後、
再び梅の実を元の容器に戻してしまってOKです。
ただし、梅を漬けて間もない頃に白カビが生えてしまった場合は、
梅のエキスが十分に出ていないため、処分するようにしましょう。
やっぱり梅の実がしっかりシロップに浸かっている、
ということが重要になってくるんですね!
実家でも昔、梅シロップを作っていましたが、
確かに梅の実がシロップに全部浸っていました。
カビを生やさないためにも、
ぜひ梅全体がシロップに浸るようにしていきましょう!
まとめ
梅シロップにカビが生えたか見分けるには、
カビの色がポイントです。
白カビは酵母菌なので、取り除いて加熱殺菌すれば復活しますが、青カビ、赤カビはもう復活できないので、処分してしまうようにしましょう。
また、白カビであっても、漬けて間もないのに生えたら、
処分してしまった方が良いですよ!
コメント